新型コロナウイルス感染拡大によって大きな悪影響を受けているのが健診や予防接種といった「病気にならないため」、「病気を早期発見するため」の診察です。各地で健診類が延期になったり、集団から個別に変更になったり、小児の予防接種では、新型コロナを恐れるあまり、予防接種のための通院を控えるという親御さんもおり、問題になっています。
幸い丸山記念病院では、妊婦健診の重要性をきちんとご説明していることもあり、来院されなくなるという方はおりませんが、やはり不安で回数を減らしたり、健診間隔を空けてしまったりという方もおられるようです。
しかし、このブログでも触れている「妊娠高血圧症候群」の早期発見や胎児の発育不良、母体の健康チェックなど、妊婦健診は無事に出産を終えるためにとても大切なものです。いるか分からないコロナウイルスのリスクより、妊婦健診の間を空けてしまう方がよほど高いリスクになるでしょう。
コロナ下においても妊婦健診のスケジュールは変更されていません。体調に変化がなければスケジュール通り受診してください。もし発熱や、味覚・嗅覚異常などの症状があった場合は、必ずお電話で連絡をお願い致します。
病気は新型コロナだけではありません。他の病気を見逃さないために、妊婦健診はきちんと受診しましょう。
さいたま市の産婦人科 丸山記念病院
〒339-8521 埼玉県さいたま市岩槻区本町2-10-5
一般外来 午前8:30~12:30
毎週水曜日、第一日曜日、祝日は休診
(診療スケジュールはこちらをご確認ください。)