丸山記念病院産婦人科について知っていただくため、産婦人科部長/丸山記念病院副院長である丸山正統医師にインタビューを行いました。
産婦人科の医師になった理由
丸山記念病院は元々、旧:岩槻市、現:さいたま市岩槻区に内科の病院として創立されました。私の祖父から産婦人科も始め、産婦人科医としては私で3代目になります。
小さい頃から産婦人科医である父の背中を見て育ちました。真夜中に電話が来て、出かける父の姿を今でもよく覚えています。そんな環境の中で、産婦人科の医師になるということは、自分にとってはごく自然なこととして受け止めていました。
よく「親が敷いたレールには反発する」ということも聞きますが、医師になるということについては反発は無かったです。幼い頃から父を含め医療人としての周りの大人たちを見て、医師という仕事の素晴らしさを刷り込まれていたのかもしれませんね。
産婦人科の医師としてのやりがいは、患者さんたちにニコニコ笑顔で帰ってもらえることです。妊娠は病気ではありません。新しい命が誕生し、お母さんが巣立っていきます。それを間近で見ることができるのが大きな喜びとなっています。
妊娠は病気ではないゆえに、100%に近い結果が求められます。実際には妊娠・出産にはリスクも伴うので、何事もなく無事に出産という結果を出すということが一番大変なところです。しかし不妊治療も含めて、妊娠初期から出産までを全部きちんとやりたいという気持ちがあります。丸山記念病院の場合は「ゆりかごから・・・」ではなく、「たまごから・・・」ですね(笑)
専門医が考える総合病院で出産するメリット
総合病院のように医療施設・設備が整った医療機関で出産する最大のメリットは「安全性」だと思います。まず単純に医師や看護師の人数が多いこと、そして他科と連携ができることにより、クリニックレベルでは難しい患者さんでも安心して出産に臨めるということです。
また丸山記念病院産婦人科について言うと、助産師が数多く在籍(常勤17名:2020年3月現在)しているということが大きな強みの一つです。特に助産師の中でも助産実践能力が一定の水準に達していることで認定される「アドバンス助産師」の資格を有しているスタッフも多くいます。スタッフのレベルが高く、何かあればすぐに相談していただけるのというのは、患者さんにとって大きな安心となっていると思います。
さいたま市の産婦人科 丸山記念病院
〒339-8521 埼玉県さいたま市岩槻区本町2-10-5
一般外来 午前8:30~12:30
毎週水曜日、第一日曜日、祝日は休診
(診療スケジュールはこちらをご確認ください。)