リスクのある出産の場合は、帝王切開になるケースも多くあります。今は帝王切開の技術も進歩しており、昔に比べると、術後の経過も良く、痛みなども少なくなっています。
帝王切開の疼痛はありますが、その間は痛み止めを使用しますので、術後そんなに痛みに悩まされるというケースは多くありません。
入院期間も通常分娩とあまり変わらず、プラス4日程度になります。退院後はすぐに日常生活に戻っていただけます。手術には吸収糸(一定期間で溶けて無くなってしまう糸)を使用しますので、基本的に抜糸は必要ありません。
皮膚切開は、縦に切る方法と横に切る方法があります。一般的には横の方が傷が綺麗になると言われていますが、患者さんの体質にもよります。また横の方が傷の大きさは3、4cm長くなりますので、手術時間が多少長くなるのと、疼痛は少し強いかもしれません。何度も帝王切開をする場合は、横での切開は少し難しくなることがあります。
当院では、お子さんを何人か欲しい場合には、基本的に縦での切開をおすすめしています。
さいたま市の産婦人科 丸山記念病院
〒339-8521 埼玉県さいたま市岩槻区本町2-10-5
一般外来 午前8:30~12:30
毎週水曜日、第一日曜日、祝日は休診
(診療スケジュールはこちらをご確認ください。)