妊娠検査薬は、薬局で売っているものと病院で使用しているものはほぼ同じです。かなり確度は高いので、検査薬で反応が出た場合には、間違いなく妊娠はしています。異所性妊娠や流産の可能性もあるので、すぐに病院に行くようにしてください。
反応が出ない場合は、その時点では妊娠していないということになります。そのまま生理がこなかったら、また次の週にもう1回検査をしてみても良いでしょう。2回とも反応が出なかったら、妊娠はしていない可能性が高いです。
妊娠のごく初期は自覚症状も無いため、妊娠に気づくということはなかなか難しいでしょう。大抵は、生理がこなかったり、つわりの症状が出て、初めて妊娠しているかもと意識することになります。
排卵日から2週間で生理がこなかった場合、妊娠の可能性が高く、妊娠している場合は、検査薬も反応を示しますが、基礎体温をつけていないと正確な排卵日が分からないため、いつ妊娠したかを正確に判断するのは難しくなります。
妊娠の週数を最後の性交渉から数えるという場合もありますが、精子は強いものだと1週間程度生きる場合もあるため、性交渉で妊娠時期を判断するのは難しいです。
また、妊娠反応が出ても、胎嚢が確認できる前に流れてしまうことも少なくありません。これは化学的妊娠と言って、通常の流産とは区別されています。基礎体温をつけたり、妊娠検査薬を使わない場合は、ほとんど気が付かれることはありません。
もし現在妊娠を望んでいるのであれば、基礎体温をつけ排卵日を把握しておくのが良いでしょう。