産後うつ

母乳とミルク こだわらずにメリットを享受しましょう

出産後、赤ちゃんを母乳で育てたいという考え方をもつ方は多くいらっしゃいます。

もちろん母乳で育てることにメリットは多いので、母乳で頑張りたいという方には、母乳育児について丁寧に指導させていただきます。

ただし母乳育児は大切なことですが、こだわり過ぎる必要はありません。

今は「完全母乳」などの言葉も出てきており、母乳育児が正しいというような風潮が少なからずありますが、現在のミルクは栄養バランスもしっかりしていて、完全にミルクで育てたとしても赤ちゃんに不利なことはありません。

母乳が出る人はそれで良いですし、出ない人が自分を責めるようなことになってはいけません。母乳が出るかどうかは体質の問題も大きく、お母さんの努力ではどうしようもない場合があるからです。母乳育児にこだわるあまり鬱になったり、赤ちゃんが栄養不足になってしまっては本末転倒です。

お母さんがストレスにならないよう、母乳とミルクを上手く使い分けて育児をしていきましょう。

関連記事

  1. 漢方薬

    不眠に効果のある漢方

    日本人は世界的に見ても睡眠時間が短いと言われていますが、実に5人に1人…

  2. その他

    妊娠中のメンタルの変化

    妊娠中の辛い時期に、旦那さんをはじめとして周囲の人に言われた心無い言葉…

  3. 妊娠についてよくある質問

    産後の抜け毛 授乳は関係あるの?

    産後、髪の毛が抜けるというような話をされる方もいますが、実際のところ、…

  4. オンライン診療

    丸山記念病院の産後ケア

    妊婦さんが不安に思うことの一つが出産後の育児についてです。特に初産の場…

  5. 妊娠についてよくある質問

    産褥期(さんじょくき) ケアはどうする?

    出産後、体が徐々に元に戻っていく期間を産褥期(さんじょくき)と言います…

  6. 妊娠についてよくある質問

    カンガルーケアについて

    近年、「カンガルーケア」という言葉が一般的に浸透しています。カ…

  1. 婦人科の病気

    低用量ピルとLEP(レップ)について
  2. 妊娠と体重

    産後のダイエット
  3. 妊娠と薬

    妊婦さんに処方している漢方 便秘
  4. 妊娠と薬

    妊娠中はサプリで栄養を摂った方が良い?
  5. お知らせ

    ダレデモダンス/マザークラス等の実施状況について【6/15現在】
PAGE TOP