妊娠時に起こる症状に「つわり」があります。一般的にはつわりというと、ものを食べられなくなるというイメージでしょうが、実際にはつわりの症状は人によって様々です。
つわりが全く無いという方もいますし、ひどい人になると入院しないといけないような方もいます。
また、食べられないではなく食欲が出過ぎてしまう方もいますし(この場合は体重のコントロールが大変です。)、食べ物について変化はなくても、ずっと眠くなる方もいます。
大抵妊娠12週くらいまでに良くなる方が多いですが、妊娠中はずっと気持ちが悪いという方もいます。
つわりの時は、基本的には食べられるもの、自分が食べたいと思うものを食べて構いません。
食べない時間が長くなると、胃のムカムカが強くなりがちなので、食事の1回の量を減らして、食事の回数を増やす、起きている間に1日に必要なカロリーの半分くらいを摂取するイメージで食事を摂ると良いでしょう。
最悪ご飯が食べられなくても、水分が摂れればある程度大丈夫です。水分が摂れなくなると脱水症状になる危険があるので、点滴などの対処が必要になってきます。
水分も真水よりは電解質が入っているものが良いですし、ご飯が食べられない時はジュースなどでカロリーやビタミンを補うのも良いと思います。
カロリーのある飴もオススメです。飴を口に含むことで、気持ち悪さを抑えられる場合もありますし、様々な味が入っている缶ドロップなどで口に合うものを探すと良いかもしれません。