お産のはじまりとして「おしるし(産徴)」があります。
通常、子宮の入口は粘性の高い粘液でふたがされているような状態なのですが、それが取れて出血するのがおしるしです。
お腹が張ってきて、陣痛が始まる前に出ることが多いですが、大量に出血するものではありません。ごく少量で、ナプキンにちょっとつくくらいのものです。
また、おしるしが少量過ぎて気付かない人や、おしるしが無い人もいます。
個人差はありますが、おしるしが来たからといって、すぐにお産が始まるわけではありませんので、焦らず落ち着いて行動してください。
このようにおしるしは出血と言っても少量です。それとは異なり、血の塊が出たり、ご自分で出血が多いなと感じた場合は、すぐに病院に連絡してください。子宮口が開く前に200ml程度出血して、さらに持続する場合、一般的に帝王切開の適応となります。
さいたま市の産婦人科 丸山記念病院
〒339-8521 埼玉県さいたま市岩槻区本町2-10-5
一般外来 午前8:30~12:30
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