丸山記念病院では、漢方を処方することが多いです。
漢方薬と言うと、何となく民間療法的なイメージがあるかもしれませんが、製剤になっているものは、きちんと保険で処方できます。効果がゆるい、長く飲まないと効かないなどのイメージもありますが、実際には体質や症状に合えば、即効性もあります。
漢方の良いところは、副作用が少なく、飲んでみて良かったら継続、合わなかったら違う薬に切り替えることができるところです。
病院で検査をすれば、全ての疾患の原因とその療法が分かる…わけではありません。症状はあるのに、検査をしても原因が分からない、どこも悪くないというケースは少なくないのです。
西洋医学での薬は、明確な疾患・症状に対するものが多く、どこも悪くなければ使用できません。対して漢方は、症状はあるのに原因が分からない、何らかの困っている症状があるけれど病気ではない、というようなケースには最適な薬です。
妊婦さんでも飲める薬がほとんどですので、例えば、つわりがひどいという場合に漢方を処方したりします。(※もちろんアレルギーがある場合や、長期間服用してはいけない薬もあります。)
今後はこのブログでも、産婦人科でよく処方している漢方薬をご紹介できたらと思っています。
さいたま市の産婦人科 丸山記念病院
〒339-8521 埼玉県さいたま市岩槻区本町2-10-5
一般外来 午前8:30~12:30
毎週水曜日、第一日曜日、祝日は休診
(診療スケジュールはこちらをご確認ください。)