妊婦健診は、妊娠初期に診察して、流産の可能性がなければ、10~12週頃にスタートするのが一般的です。
目安として、妊娠24週くらいまでは4週間に1回、24週以降は2週間に1回、35~36週くらいになると、1週間に1回くらいの頻度となります。
医療機関によっても異なりますし、妊婦さんおよびおなかの赤ちゃんの状態によって変化します。当然リスクの高い方は頻度が高くなります。
また、健診の結果、週に2~3回きちんとモニタリングを行った方が安全という場合は、入院になる場合もあります。
妊娠は病気ではないため、健康保険の対象とはならず、自費となりますが、母子手帳があれば、自治体からの助成が出るため、自己負担は少ないです。基本的には、現金の給付や費用の割引ではなく、助成券という形で出ます。ただし自治体によって助成の金額は異なりますし、健診の回数・内容によって自己負担額にも違いが出てきます。
また里帰り出産などで、お住いの自治体の契約医療機関以外で妊婦健診を受ける場合には、助成券は使えません。その場合、別の形で助成が出る自治体が多いので、妊娠した場合は、申請の方法などきちんと調べておきましょう。
妊婦健診は母子の健康を守るための大切な診察です。必ずきちんと受診するようにしましょう。
さいたま市の産婦人科 丸山記念病院
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