妊娠と体重

妊娠時の食生活

妊娠時初期、つわりで食欲がない時には、基本的には食生活では無理をせず、美味しいと思ったものを食べることが大切です。

つわりが終わったら、体重が増えすぎないようにカロリーを制限したり、塩分を摂り過ぎないように工夫していきましょう。

妊娠中は体重が増えすぎてしまうことの方が多いですが、逆に食が細いタイプの人が、妊娠したからといって、お腹の赤ちゃんのために一生懸命たくさん食べなければいけないかというとそうではありません。余りに体重が増えないのは良くありませんが、基本的にお腹の赤ちゃんがきちんと育っているのであれば、全く問題はありません。

野菜を食べてビタミンを多く摂ること、出汁や香辛料を使って味は薄めでも美味しく、乳製品を食べてカルシウムを摂る、まだ科学的にきちんと証明はされていませんが、乳酸菌による腸内環境の改善などもいいでしょう。妊婦さんは便秘になりやすいので、その予防にもなると思います。

このあたりのことをチェックしながら、自分が美味しいと思えるものを探してみましょう。

さいたま市の産婦人科 丸山記念病院
〒339-8521 埼玉県さいたま市岩槻区本町2-10-5
一般外来 午前8:30~12:30
毎週水曜日、第一日曜日、祝日は休診
(診療スケジュールはこちらをご確認ください。)

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