子宮にかかわる疾患を診断するのに「子宮鏡」はとても有効です。ただし、専門的にやっているところはそれほどなく、大きな病院ほど予約が必要になることが多く、まだまだ気軽に受けられるというものではありません。
丸山記念病院では、産婦人科部長である丸山正統医師が、埼玉県でも数少ない子宮鏡専門医であるため、さいたま市岩槻区だけではなく、春日部市や見沼区など周辺地域からも患者さんの紹介があり、子宮鏡での診断・手術を積極的に行っています。
検査の場合は、特に予約は必要なく、診察の中で子宮鏡での診断・検査をした方が良いと医師が判断した場合には、その場で子宮鏡を行います。
直接患部をカメラで確認して診断できる子宮鏡検査は、診断精度が高く、ポリープや筋腫などを発見するのにとても有効です。
子宮鏡検査というと大掛かりな検査と思われるかもしれませんが、子宮の中に入れてしまえば検査自体は1分程度の短時間で済みます。(子宮の入口が狭いなど中に入れるのが難しいケースもあり、その場合多少時間がかかります。)基本的に健康保険の適用になりますので、費用的な負担も大きくはありません。
ただし子宮鏡検査については、月経のピーク時など出血の多い時期や痛みが強い時期では、正常に診断ができない可能性がありますので、その時期は避け、収まってから改めて検査に来ていただくことになります。またクラミジアなどで子宮に炎症がある場合も子宮鏡は使えません。
さいたま市の産婦人科 丸山記念病院
〒339-8521 埼玉県さいたま市岩槻区本町2-10-5
一般外来 午前8:30~12:30
毎週水曜日、第一日曜日、祝日は休診
(診療スケジュールはこちらをご確認ください。)