出産後の健診・検査

聴力の以上は、観察では異常が発見できないため、スクリーニング検査をを実施しないと早期発見をすることが出来ません。また、難聴の頻度は1,000人に１～２人と、現在マススクリーニングが行われている、他の先天性疾患より頻度が高いので、全新生児を対象に検査を行う意味があると考えられます。また、早期に発見して適切な支援をすることによって、赤ちゃんの言語の発達を助けることもできます。

血液検査で、先天性の病気を早期に発見するための検査です。検査で陽性を示した赤ちゃんは、専門医の診察を受けます。必要に応じた治療や生活の指導により、障害の発生を防ぐことができます。

産後1ヶ月で、赤ちゃんとママの健診を行います。赤ちゃんの体重や哺乳のトラブルはないかなどについて確認します。ママの健診は、出産によって消耗、変化した心身の戻り、健康状態を確認します。妊娠中の健診と同じように、採尿し、血圧・体重測定を済ませてから受診してください。また、おっぱいのお悩みや赤ちゃんのお悩みについても気軽にご相談ください。赤ちゃんの健診は小児科、ママの健診はで婦人科にて行います。

さいたま市では、4ヶ月、10ヶ月、1歳6ヶ月、3歳と乳幼児健診を実施しています。市から健診の通知が来ますので、通知後、小児科にお申し込みください。乳幼児健診はお子さんの成長を確認し、健康を守るための大切な健診です。忘れずに受診するようにしましょう。また、1歳6ヶ月、3歳児には、歯科健診も実施しています。虫歯予防のためのフッ素塗布も有料（300円）で2回行っています。お子さんの歯の健康を守るため、きちんと受診してください。（お住いの市町村により異なります）

6週間目から予約を入れることができ、生後3ヶ月から4種混合ワクチン、生後12ヶ月でMRワクチンを接種することができます。ワクチンで防げる病気は、早めに予防接種をして、赤ちゃんの健康を守りましょう。